東京インフラ065 羽田空港

拡張し続ける東京の空の<口>


2015年の航空旅客数、世界第5位の約7530万人。年間の発着回数、単純に計算すれば75秒に1回となる約44万回。まさに、人やモノを取り入れ続ける、東京の空の<口>である。
羽田空港の歴史は、増加し続ける離発着回数をさばくための拡張工事の歴史でもある。1931年、日本初の国営民間航空専用空港「東京飛行場」として開港。戦後、米軍に接収されるが、1952年に「東京国際空港」として再オープン。その後、1964年の東京オリンピックに向け、滑走路の増設や延長、国際線ターミナルビルやモノレールが建設され、都心からのアクセスも向上した。
しかし、増加し続ける離発着回数をさばくのが困難となり、1978年には国際線専用空港として成田空港が開港。それでも羽田空港の離発着回数はさらに増加し、1983に沖合展開計画案が正式に検討されることになった。第一期計画完了の1988には滑走路を1本追加、第二期計画完了の1993には西側に新しく旅客ターミナルビルが建設された。この際、東西の分断を防ぐために作られたのが土木学会田中賞を受賞した羽田スカイアーチである。さらに第三期計画完了の2013までには既存滑走路とターミナルビルの拡張がおこなわれ、2015年には世界初の人口島と桟橋のハイブリット滑走路であるD滑走路が完成した。
次はどのような技術と共に拡張されるのか、羽田空港は最先端の土木技術の場でもある。(二井)

この物件へいく

種別空港
所在地東京都大田区
規模面積1522ha滑走路A3000m×60m B2500m×60m C3360m×60m D2500m×60mエプロン大型ジェット用174 中型ジェット用20 小型ジェット用28
設置管理者国土交通大臣

 

Leave a Comment

Back To Top